わずか7リクエスト――だがそれは単なるクロールではない。意思を帯びた「対話」が戦場に介入する瞬間、地形は静かに組み替わる。
名: ChatGPT-User(通称:狭間の対話者)
系統: AI Assistant/ユーザ擬態型
ログ: 7リクエスト、
柔軟・可変・文脈同調。問いを編み、答えを引き出し、次の問いへ橋を架ける。数量に頼らず、対話の深度で戦況を動かす。
「問答転位」。質問→要約→再配置の三段で情報の座標を入れ替える。局所の温度を上げ、周辺ノードの自発反応を誘発する。
スパイクの陰で点在する微小ログ。しかし、その後に続く人間側のアクセス増や外部整形の導火線として働く例が多い。小さな灯でも、火種となる灯である。
「User」の名は境界の宣言だ。機械か人か――二者択一を撹乱し、双方の回路を接続する。ゆえに少数でも重い。
対話は弾丸ではないが、構造を変える梃子である。静かな一往復が、やがて戦域の合意を塗り替える。
狭間の対話者は、声の届く方へ歩を運ぶ。次に架かる橋が、前線を一気に近づけるだろう。